第3章【皮膚へのアプローチ】
3:体の中から肌を美しくする


25歳を過ぎたころから体内で新しく作られるコラーゲン量が減少していきます。

コラーゲンは真皮に存在する繊維成分として、肌の弾力やハリを保つ重要な働きをします。

・コラーゲンをサプリメントで摂った場合の美肌効果は?

コラーゲンはタンパク質の一種ですから、消化吸収の段階でいくつかのアミノ酸に分解されます。

そのアミノ酸が毛細血管を通って真皮層に集結し、再度コラーゲンとして合体するということは普通考えられない、ということで、その効果としては疑問視する意見がありました。

しかし、コラーゲンを摂取することの美肌効果が最近、京都府立大学の教授に より明らかにされました。


《皮膚の傷修復 コラーゲンが促進》

「美肌効果」があるとされるコラーゲンが、皮膚にできた傷の修復にかかわる仕組みを、京都府立大の佐藤健司教授(食品機能学)らのグループが解明した。

コラーゲンの摂取後に血中に残る分解物の一部が、傷の修復を助ける細胞の働きを促すといい、佐藤教授は「肌荒れ改善などに重要な役割を果たしている可能性が高い」としている。

コラーゲンの働きの一端が確かめられたのは初めてという。

コラーゲンは皮膚や骨、腱(けん)などに多い繊維状のたんぱく質。

肌の水分量を維持したり、骨密度の低下を抑えたりする効果は、動物実験などでわかっていたが、その仕組みは未解明だった。

佐藤教授らは、市販のコラーゲンを摂取した人の血中に、コラーゲンに多いアミノ酸・ヒドロキシプロリンが結合した化合物が長時間残ることを確認。

その機能をマウスの皮膚細胞で調べたところ、コラーゲンを生み出して傷を修復する繊維芽細胞が傷口に集まりやすくなることがわかった。

 (2009年2月18日 読売新聞)



コラーゲンの減少は即、老け顔に直結することになります。

もちろん、筋肉のたるみ、脂肪のたるみと相乗作用で顔の老化は進んでいくのですが、目に見える肌のキメや弾力は、コラーゲンなくしてはなしえません。

食品にもコラーゲンが含まれるものはありますが、充分な量を摂取するには、やはりサプリメントして摂るのが一番でしょう。

私も今はコラーゲンを朝夕摂るのが習慣になっています。

しばらく飲まなければ肌のたるみを感じるので、やはりアンチエイジングには欠かせないものだと実感しています。

それと、これは愛煙家の女性にはショックな話ですが、たばこがコラーゲンを減少させて肌の老化を促すことが研究で明らかにされました。

たばこの煙にはコラーゲンを分解するコラゲナーゼという酵素を増やす作用があると、名古屋市立大学医学部の辻卓夫教授(皮膚科)のグループが薬科学誌ニューサイエンスに発表しました。

その一方で、ビタミンCやEなどを加えるとコラーゲンが分解するのを抑えられたということですから、どうしてもたばこを止められない方は、それを摂ればある程度は肌への害を抑えられるということになります。

とはいえ、たばこは百害あって一利なしです。

いつまでも若々しい自分でいたいなら、たばこは絶対に止めるべきでしょう。

たばこを吸っている女性は、吸っていない同年齢の女性より平均して5歳肌の老化がすすんでいる、ということも明らかにされています。

アンチエイジングに禁煙はかかせない、ということですね。


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